冬の頭皮のニオイ
「体のニオイは、冬より夏に強くなる」。これは通常、誰もが思うところではないでしょうか。気温が高くなり、汗がよく出る夏は、当然ニオイの季節でもある訳ですよね。
ところが「冬もニオイが出る、むしろ夏より気になるかも・・・」という方、意外と多いです。実際、特に頭のニオイは、冬の乾燥によって増していることがあるのです。
まず、湿度が50%を切ると、角質の水分は急速に失われていきます。頭皮を覆っていた皮脂膜も薄くなり、角質が剥がれやすくなって、さらに水分の蒸発が進みます。これは、雑菌にとって居心地の良い状態。水分と、エサとなる剥がれた角質が供給されている為、とても繁殖しやすいのです。雑菌が増えると、それだけニオイ物質も増えてしまいます。
また、冬は髪そのものも臭いやすくなります。そもそも髪とは、頭皮のニオイや空気中のニオイを吸着し、濃縮してしまうものなのです。そして冬、乾燥の為にキューティクルが傷つくと、ますますニオイが付きやすくなってしまいます。
「頭皮がくさい!」と思っていたが、実は髪が溜め込んだニオイが原因、ということもあるかもしれませんね。
対処法としては、まず頭皮のケアでは、シャンプーを弱酸性のものにすること。冬は皮膚のpHが上がり、雑菌が増えやすい傾向にありますので、これは是非やっておきたいですね。その他、髪を傷めるカラーリング等は控える、髪を短くする、タバコなどのニオイが充満する場所を避ける、といったことが考えられます。
冬は頭皮と髪、両方のニオイ対策が必要なのです。