頭皮のニオイケア〜椿油〜
昔から、日本人の髪の手入れに使われてきた椿油。「天然」や「無添加」が支持される現代においても、かなり注目されています。最近は、髪だけでなく頭皮のケアにも、椿油が使われることが多いですね。
実際のところ椿油は酸化しにくく、かつ肌に優しいという特性があります。人間の皮脂成分に「オレイン酸トリグリセライド」というものがありますが、椿油は天然油の中で、最も豊富にこの成分を含んでいるのだとか。つまり皮脂汚れを溶かすのに適しているうえ、肌への刺激が少ない油なのです。
単に「天然だから」「古くから使われているから」というだけでなく、人気を集める確かな理由があるのですね。
頭皮のニオイについては、椿油の保湿・フケ抑制の働きによる、ニオイの軽減が期待されています。頭皮が乾燥していると角質が剥がれやすくなり、雑菌のエサになるフケが増えて、ニオイ物質を出す雑菌をも増やしてしまいます。椿油は頭皮を優しく保湿してくれますし、またテオフィリンやサポニンといった成分にも、フケ抑制効果があると言われています。
さらに、椿油が髪を守ってくれることも、ニオイの抑制につながります。乾燥し、傷んだ髪は頭皮や空気中のニオイを吸着・放出しやすい為、椿油でキューティクルを整えておくのがおすすめです。頭皮と髪、ダブルでニオイに効くのは嬉しい限りです。
ただし、シャンプー前のオイルマッサージには不向き、という声も。オレイン酸は水に溶けにくく、洗い落としにくいというのが理由だそうです。どちらかと言えば、シャンプー後の保湿ケアに使うのが良いかもしれませんね。